初心者トレーダーの特徴

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初心者トレーダーの特徴

最弱の初心者トレーダー

相場全体で最も弱い立場にあるのが我々 個人投資家である。さらにその中でも標的にされやすいのが初心者トレーダーです。

何も考えずに勝ってしまい大金を手にすることもありますが、最終的に大口投資家から見た初心者トレーダーは、ただ負けるためだけに存在していると言ってもよいでしょう。

著名人の億り人が戻り人になっていた・・・という結末は決して珍しいことではありません。

勝つためでなく、勝ち続けるための本質を学び、相場に備えて下さい。


初心者によくある傾向について

1⃣聖杯探し

素人のあなたでもすぐに勝てる!といった甘いフレーズにわくわくしたことがありますか?

相場はプロでも半分以上が負けている厳しい世界です。

勝ち組に上り詰めるにはテクニカルと時間軸を決め、定点観測の中で傾向を肌で知り、トレードの本質を真に理解するまで継続していく情熱が必要です。

どんなプロの世界でも血のにじむような努力が必要です。だれでも簡単に勝てることなどあり得ません。

安易な謳い文句に惑わされてはいけません。

(本気で教える、情熱のある指導者を見つけるのは非常に困難です。)


2⃣満玉(証拠金限度いっぱいのポジションを取る)

初心者がトレードすると高い確率で満玉する傾向があります。

満玉すると、たとえ勝率が99%であったとしても、どこかで必ず全ての投資資金を失います。

資金に対してどれだけの損失が許容できるのか(資金管理)を徹底できなければ、日経225先物やFXに手を出すべきではありません。

3⃣自動売買の幻想

放っておけば利益を出し続けてくれる打ち出の小槌のような自動売買に私は1度も出会ったことがありません。

システムトレード、シグナル配信など凝ったこと、他人任せなことをしていた方々が次々と退場していくの見てきました。

優秀なシステムであっても、ドローダウンに耐えるために相当な資金量が必要だと言われています。

世界トップクラスの投資銀行が運用しているようなAIが巷に出回るはずがありません。

仮に手に入れたとしても数兆円規模の資金を使って価格操作をするため、運用は不可能です。

4⃣専業トレーダーの落とし穴

仕事を辞めて専業トレーダーとして今すぐ稼ぎたい!自由な時間を手に入れたい!・・・そのような理由からトレードを始める方は多くいらっしゃると思います。

しかし、専業トレードでやっていくには負け越しても不自由なく生活できるだけの余剰資金とトレード資金が別に必要です。

さらに専業トレードでは、どうしても今月はプラスにしなくてはならない!とか先月のマイナス分を取り返さなければならない・・・といった個人的・金銭的事情がトレードに投影されやすく、トレードの本質から乖離していく傾向にあります。

初心者であれば尚更のこと、まずは現在のお仕事と並行してトレードをすることをお勧めします。

トレードの収入が自身の年収を上回ってから専業を考えても良いですし、もしそのような成績が出せるのであれば、兼業で資金を増やし続けることをお勧めします。

儲かることだけを考えて安易に専業トレードを始めるべきではありません。


5⃣好材料・悪材料への盲信

初心者のうちは、好材料が出れば必ず価格が上がり、悪材料がでれば必ず価格が下がると思い込んでいる傾向にあります。

実際には好材料出尽くしと判断されて値下がりしたり、悪材料出尽くしと判断されて値上がりすることもあります。


6⃣無知・無鉄砲で感情的

私が知り得る限り、初心者は無知で無鉄砲に加えて、行動のほどんどが感情に支配されています。私自身も同じような時期がありました。


相場を始めて間もないころは、上記1⃣~6⃣のことを理解できていなくても仕方ありません。証券口座と資金があればすぐにトレードはできますが、大事なことをしっかり学んでから始めた方がよいでしょう!

初めに実行すべき鉄則・ルールについては こちらをご覧ください。
失敗してしまう方の特徴については こちらをご覧ください。


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