順張りとは?

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順張りとは?

順張りの定義

順張りとは 1⃣価格が上昇しているときに買うこと、2⃣価格が下落しているときに売ることです。

また、3⃣ 大きな流れ(日足~週足)が上昇トレンドであれば、目先の値動きが下落している最中に買ったポジションであっても順張りとして捉える考え方もあります。

1⃣ 目先の値動きが上昇している時に買うこと順張り的な買いと呼びます。

2⃣ 目先の値動きが下落している時に売ることを順張り的な売りと呼びます。

3⃣については 順張りでの(買い)ポジションを持つという表現で区別します。

(買いにおける)順張り的なエントリーの具体例(60分足)

60分足チャート(右側)において①~③の順張り的なエントリーを実行した結果、どのようなことが起こるでしょうか?

①~③のように60分足におけるレンジ上限(27400円)ブレイクを狙った買いはことごとく抵抗ラインで頭を抑えられて失敗に終わっています。

このように日足のトレンドや重要ラインを考慮していない目先の順張りにも甚大なリスクが潜んでいます。

勝率という罠について〜大口のマインドコントロール

次に下の翌日の60分足チャート(右側)をご覧下さい。

これまでの保ち合いの流れ(①~③)とは異なり今度は④の方向へブレイクしていきました。

勝率では①~④までのレンジ上限での逆張り的なエントリー(売り)は3勝1敗で勝ち越し

①~④までのレンジ上限での順張り的なエントリー(買い)は1勝3敗で負け越しとなります。

このように(レンジブレイク狙いの)順張りは精神的にも勝率的にも苦痛に満ちている

という視点を持つとトレードの突破口が見えてきます。

我々は大口によって(勝率では有利に見える)逆張りをしたくなるようにコントロールされているという視点を持つべきなのです。

相場に携わって4~5年間は

逆張り

・エントリー基準が簡単(に見える)

・トレード回数も頻繁にできる

・勝率的にも有利(に見える)

・巷のニュース、好材料に囚われて底値を買いたくなるために

リスクを度外視して大きな利益を目指したり、損失を取り返そうとする執着心の温床となり

気が付いたらナンピン地獄へ追い込まれていた・・・

といったことを繰り返す方が多く、勉強している方であっても順張りと逆張りの狭間を彷徨いながら資金を減らして退場する傾向にあります。

丁寧な対応での順張りのメリット

順張りの有利な点は何ですか? と聞かれたら

(逆張りに比べて)情報量が多いことです! と答えるでしょう。

当相場塾では日足でトレンドの流れ 又は トレンド転換の初動を特定し、60分足で最終的なエントリーポイントを判断する2段回の構えを推奨しています。

両方の条件が整わなかった場合は見送りとなるため、トレード回数は減っていく傾向にあります。

(順張りに基づいた)エントリー基準を整えて明確にしておくと

・トレード回数が減り、十分な休憩と引いた目線での距離を保つことができる

・トレードしなかった場合に起こる迷いが生じにくい

・絶好のチャンスに巡り合う可能性を引き出せるメリットがあります。

大きな値動きを逃すこともありますが特定の条件以外のトレードを意図的に見送れるようになってくると、いよいよ勝ち組への仲間入りです。

(最初のチャート)①~③でのトレードを未然に見送り、(2番目のチャート)④のようなブレイクアウトが起こる条件がいくつも揃っている時だけトレードするようになっているからです。

最初はトレード回数を減らした丁寧な順張り対応は待つことが主体でつまらない

という印象を持たれる気持ちはよく分かります。

私自身もかつては逆張り目線で値動きを追いかけ、気の向くままにナンピンして大きな利益を得られた時に高揚感やスリルを感じていました。

自分が思うがまま(我儘)にトレードしても利益になるのですから当然です。

しかし、運まかせの逆張り・ナンピン手法での好運はそう長くは続きません・・・

突如として相場は牙を剥き、想定外の大津波によってすべての資金を奪い去っていくのです。

相場にはそのような大津波が幾重にも繰り返えされてきた歴然たる事実が存在します。

丁寧な順張り対応には運よく勝った時の高揚感やスリルはありませんが、最終的に手元に残る資金には雲泥の差があります。

雲海と朝日

明確な戦略に基づいたトレードで利益が積み上がっていく光景は圧巻であり、みなぎる充実感と達成感があります。

我々はこちらを目指していきましょう!

相場の格言

・人の行く裏に道あり花の山

利益を得るためには、他人とは逆の行動(精神的な負担を伴う少数派の行動)をとらなくてはならないという格言。

・当たりやにつくな、曲がりやに向かえ

当たりや(上がるか下がるかに大金を賭ける相場師)に付くのではなく

曲がりや(常に負けている者、集団心理)の逆の売買を心掛ける