相場日誌 第1回 猫の感性 

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相場日誌 第1回 猫の感性 

トレードに全く関係ないと思うかもしれないが、「野良猫」はいい。何がいいかって、自由気ままで忖度がない。

好きなヤツには急所であってもお腹を出し、知らないやつが来れば一目散に安全な距離を取る。縄張りを侵す敵が来れば徹底抗戦、ウザいヤツが来れば居留守を使う。餌をくれるヤツはちゃんと覚えているし、害の無いヤツも心得ている。寝ていても小さな音で危険を感知し、夜でも目が見える。

野良猫にもいろんなタイプがいて、パーソナルスペースも実に様々。

その中でも興味深いのが好きなヤツが来た時に、無関心を装いながら後をこそっりつけてくるのがいる。

この距離感が相場とよく似ている。

自分の売買と縁のないチャートでも必要なアンテナは張っていて、チャンスを見かけたら瞬時に気が付き集中力を発揮する。警戒心と狩猟本能のバランス感覚に無駄なことにエネルギーを使わない忖度なしの脱力感を兼ね備えていれば完璧だ。

常識でガチガチになるくらいなら猫を見習った方がトレードは進歩する。

ただし、わき目を振らず飛び出して車にはねられるのもいるので、無計画な瞬発力は反面教師にすべきであろう。



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