グランビルの法則とは?チャンスを見極めるポイントを徹底解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
グランビルの法則とは?チャンスを見極めるポイントを徹底解説

グランビルの法則とは?

※ 以下の説明では移動平均線のことをMA(Moving Avarage)と呼びます。

グランビルの法則は投資家の中で広く知られ、長期的な戦略として活用されています。グランビルの法則とは具体的にMAの傾きとロウソク足からトレンドの初動を捉えたり、MAとロウソク足との乖離からトレンドの終端を予測に使われています。

MAを使って割り戻しを買うなど、グランビルの法則とは知らずに使っていた!というくらいにポピュラーな手法であり、トレードにおいて重要な役割を果たしています。基礎を曖昧にせず、具体的にどのような値動きを捉えようとしているものなのかを確認しておきましょう。

【基本】グランビルの法則 売買ポイントと注意点


【買いサイン】

MAが下 → 水平 → 上に推移した後、ロウソク足がMAを上に抜けたら買う

【注意】勝率は低いがトレンドに乗れた場合は大きな利益が見込める。

MAが上向きで、ロウソク足がMAを割り戻したら買う

MAが上向きで、ロウソク足がMAで下げ止まり上昇に転じたら買う

ロウソク足がMAより下方に大きく乖離したら買う

【注意】勝率が低く難易度が最も高いが、トレンドに乗れた場合には最大級の利益が見込める。

グランビルの法則の解説


【売りサイン】

MAが上 → 水平 → 下に変化した後、ロウソク足がMAを下に抜けたら売る

【注意】勝率は低いがトレンドに乗れた場合は大きな利益が見込める。

MAが下向きで、価格が大きく下落し再度MAを上抜いたら売る

MAが下向きで、ロウソク足がMAでの手前で上げ止まり、下落に転じたら売る

ロウソク足がMAより上方に大きく乖離したら売る

【注意】勝率が低く難易度が最も高いが、トレンドに乗れた場合は最大級の利益が見込める。

グランビルの法則の解説

グランビルの法則はFXでも有効?

当サイトにある手法については【免責事項】を理解した上でご利用下さい。
トレードはくれぐれも自身の責任のもとで行ってください。


日経225先物の値動き(ボラティリティ)が少なくなった時に、当塾が逆張りで推奨しているEURJPY(ユーロ円・60分足)を見てみましょう。

EURJPY・60分足

上のチャートの(白い)矢印にあるように、MAでの逆張りが勝率が高く機能しています。

※ 実際のトレードでは他のラインも併用し、確実性を高めています。

FXは戦略がシンプルで値動きが大きく、大きな利益を狙えるメリットがある一方で、振れ幅が大きくロスカットを小さく抑えることが難しく、損小利大を実行することが困難な局面があります。

日経225先物の値動きが少ない局面でEURJPY(ユーロ円)を活用すると良いでしょう!


グランビルの法則とダウ理論の併用はFXにおいても有効?

トレンドが明確である場合では、順張りの代表的な手法であるダウ理論を併用すると狙い目が定まります。

MA(移動平均線)の割り戻しを対象とするグランビルの法則に、高値・安値の切り上げ、切り下げを対象とするダウ理論を併用するとトレンドに沿ったトレードを組み立てやすくなります。

下にあるEURJPY(ユーロ円・60分足)のチャートを見てみましょう。

EURJPY・60分足-2

まず強い上昇の値動きが出た①を確認後、②の安値の後の(緑)矢印に注目して下さい。

ダウ理論において①の高値を上抜く可能性の高い流れに従って、グランビルの法則の買いポイント(MAを上にブレイク)である(緑)矢印に狙いが定めやすくなります。

※ ①の高値をブレイクしたところを買うダウ理論のポイントよりも早く買うことができます。

同じように③ → ④ → (緑)矢印の買いポイント(MAを上にブレイク)
というように買いのパターンがあります。

【応用】実践的なグランビルの買いサイン

それでは日経225先物・60分足の移動平均線(25MA・60MA・200MA)を使用して解説していきます。

1⃣(順張り対応)上昇転換から調整後の再上昇

日経225先物・60分足・移動平均線・グランビル

①移動平均線が降順(200・60・25)に並ぶ下落トレンド → ②(上昇転換)200MAを明確に上抜き → ③移動平均線が昇順(25・60・200)に並んだ上昇トレンドの後で、④⑤価格が25MAを割り戻すと再上昇する可能性が高い。

当相場塾では上昇トレンドに転換した後の④最初の押し目での逆張り もしくは ⑤再上昇の起点となっている25MAの上抜け(順張り)をグランビルの法則の買いサインとして推奨しています。


2⃣(順張り対応)下落トレンドでの買いサインの注意点

日経225先物・60分足・移動平均線・グランビル

グランビルの買いサインを実行する際に注意すべき点は、移動平均線が降順(200・60・25)に並んだ下落トレンドにおいて、①②③④のように25MAや60MAを上抜いた買いサインには騙しが多いため、当サイトでは推奨していません。

3⃣乖離を利用した買いサイン

日経225先物・60分足・移動平均線・グランビル

グランビルの法則・乖離を利用した買いサインにも注意点があります。移動平均線からロウソク足が下へ乖離しているからといって、値ごろ感で逆張り(買い)を仕掛けていくと、勝率が低くいだけでなく更に大きな下落へ巻き込まれるリスクも抱えてしまいます。移動平均線との乖離を狙ったタイミングで取引をするのであれば、明確な損切りの基準を決めておくことが大切です。

乖離を利用した買いサインは、時間的な背景や他のセオリーを併用することで、①のポイントや②の上昇を捉える確率が上がります。

これは当相場塾が行っている手法の中で最も有効な手段の1つであり、下落トレンドにおける定番の背景とちょっとしたコツさえ知っていれば、事前に準備して実行することが可能です。

具体的な方法につきましては下↓の塾生用の解説で説明していきます。

【塾生用】グランビルの法則(大きなチャンス・下落トレンドからのリバウンドの捉え方)



当相場塾の解説・イメージ↓

【塾生用】グランビルの法則(大きなチャンス・下落トレンドからのリバウンドの捉え方)

【目次】

目次




日経225先物の神髄を究める相場塾への質問やご入会につきましては
こちら↓からお問い合せ下さい。




TOPページに戻る