オシレーターとは
オシレーターの語源は「振り子」です。相場では「買われ過ぎ・売られ過ぎ」を判断するテクニカル指標の総称です。代表的な指標として「RSI(アールエスアイ)」や「RCI(アールシーアイ)」、「ストキャスティクス」などがあります。
日足のRCIを例とした説明
![](https://nikkei225sakimono.jp/wp-content/uploads/772a3c23b5d30da24ebbb5fb2b84080b.jpg)
上の矢印のように赤い水平ラインをRCIが触れたところを「買われ過ぎ」
下の矢印のように青い水平ラインをRCIが触れたところを「売られ過ぎ」として判断します。
オシレーターのメリット
例)日足 RCI
![](https://nikkei225sakimono.jp/wp-content/uploads/df00bf196aceb47b4adae8618eb378fa.jpg)
日足RCI①~⑧のように買われ過ぎていることが指標から分かりやすく捉えることができます。
⑦以外はRCIの方向と値動きが一致していることから確率的に信頼性があると言えます。
オシレーターのデメリット
例)日足 RCI
![](https://nikkei225sakimono.jp/wp-content/uploads/14305d93c43062076e6800004c73df5e.jpg)
オシレーターは一見すると上げ止まり、下げ止まりを正確に当てているように見えますが、①②⑤⑧のように5日以上のタイムラグが生じることが多く、⑦のようなダイバージェンス(逆行現象)に巻き込まれるリスクも含んでいるため、他のテクニカル指標と併用した方が良いでしょう。
当相場塾でのオシレーターの使用方針について
当相場塾では長期に渡る検証を行った結果、逆張り→ナンピンの構えに陥りやすいことへのデメリットを考慮して、すべての時間軸において非表示にしています。
移動平均とトレンドライン、その他のテクニカルがオシレーターよりも圧倒的な精度で機能していることが分かり、使用する必要がなくなりました。